現在、会計士として働いている人が転職をするにあたり、重視したい点は人それぞれでしょう。例えば、独立を目指したい、ある特定の分野に強くなりたい、年収を上げたいなど様々かと思います。この中でも、年収を重視したい人向けのプランについて、ここでは見ていきましょう。まず、会計士転職のキャリアプランには「投資銀行部門」(IBD)を目指すという道があります。

この仕事は新卒ではハードルが高いかもしれませんが、経験者であれば可能性は低くはありません。中でも外銀の投資銀行部門は年収が高く、20代で2、000万円も夢ではないようです。ただし、その為に必要なのは、監査ではなく会計・財務コンサルティング業務の経験を積んでおくことだと言えるでしょう。次に、ハードルの高いIBDではなく、ややリターンを落としても良いというなら、外資系の金融機関でファイナンス部門を目標にするという方法もあります。

同じ外資系でも外銀と運用会社では年収には差があり、普通は外銀の方が高いのが一般的です。そして、会計士転職で年収重視の選択肢のひとつに、ベンチャーに転職するという方法もあります。ただし、ベンチャー企業は幅が広く、狙いを間違えると転職メリットもキャリアアップも望めない可能性も。一番良いのは勢いがあって、上場が見込まれている企業ですが、競争が激しく間口が狭い場合がほとんどです。

だからと言って、発展性の見込めないベンチャーに転職し、うまくCFO(最高財務責任者)になれても、大きなリターンは期待できないでしょう。以上の事から、会計士転職の際にはこれまでのキャリアの洗い出しと目指すポジションを明確にしながら、よりハイリターンが望めるキャリアパスを目指す必要があるでしょう。